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「中表」ってどういうこと?

裁縫のヒント

バッグを作り始めると、作り方の中で「生地を”中表(ナカオモテ)”に合わせてくださいね」という言葉をよく耳にするかと思います。

初めて聞くと「中が表?どういうこと?」と、ちょっと戸惑ってしまうかもしれませんね。

でもご安心ください!

今回は、ソーイング初心者さんがつまづきやすいこの「中表」について、GogoCandyあーこが分かりやすく徹底解説します。

一度覚えてしまえば、どんな作品作りにも役立つ、とっても大切な基本テクニックですよ!

中表(ナカオモテ)」って、ズバリどういうこと?

「中表」とは、文字通り「中が表」という意味です。 簡単でしょ?😅

つまり裁断した生地の「表側」と「表側」を、内側になるようにピタリと向かい合わせることを指します。

言葉だけだとイメージしにくいかもしれませんね。

下の図のように、生地の「表」の面同士が、鏡合わせのように向き合っている状態を想像してみてください。

生地の表の面同士を向かい合わせた図

この画像のように生地の表同士を向かい合わせること。

なぜ「中表」で縫うの?その理由とメリット

GogoCandyのバッグを作るときも、ほとんどのパーツをこの「中表」でセットして縫い合わせることが多いです。

では、なぜわざわざ表を内側にして縫うのでしょうか?

それは、縫い目を隠して、完成した時に美しい仕上がりを実現するためなんです。

生地を「中表」にして縫い合わせると、縫っている間は自分から見て生地の「裏」側を見ていることになります。

ちょっと不思議な感覚かもしれませんが、これは完成形をイメージするための大切なステップ。

縫い終わったら、最後に「返し口(ひっくり返すための小さな開口部)」から表向きにひっくり返して仕上げます。

この「ひっくり返す」工程は、「どんでん返し」なんて呼んだりもするんですよ!この「どんでん返し」をすることで、縫い代や縫い目がバッグの内側にきちんと隠れ、外からはどこにも縫い目が見えない、まるで既製品のような、すっきりとした美しい仕上がりになるんです。

特にGogoCandyのコロンと丸いバッグのように、縫い目が表に見えないことで、より一層その愛らしいフォルムが際立ち、洗練された印象を与えます。

「中表」をマスターして、バッグ作りをもっと楽しく!

「中表」という言葉が出てきたら、もう迷うことはありません。

「ああ、あの図のように生地の表同士を向かい合わせるんだな👌」と自信を持ってセットしてくださいね。

この「中表」のテクニックは、バッグ作りだけでなく、洋服やポーチ、小物など、お裁縫をする上では本当に頻繁に使う基本的な言葉です。

一度覚えてしまえば、どんな作品にも応用できる、あなたのソーイングスキルをグンとアップさせる大切な鍵となります。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、数をこなしていくうちに自然と身についてきますよ。

ぜひ、この「中表」をマスターして、あなたのハンドメイドライフをさらに充実させてくださいね!

さあ、あなただけの素敵なバッグ作りを存分に楽しみましょう💕

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