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ふらっとポーチの作り方

バッグの作り方

今回ご紹介する「フラットポーチ」は、英会話の先生の「小さなポーチを作りたい!ぜひ作り方を教えてほしい!」という一言から生まれた作品です。
私は彼らの英会話に通ったのですが、もともと頭の回転が鈍い上に、年齢も重ねたせいか、授業の内容がまったく頭に入らず……結局いつも translator(翻訳機)に頼りっぱなしです(笑)

そんな彼から「こういう形のポーチが作れないかな?」と相談を受けて、そこから試作の日々がスタート。
サイズや形を何度も見直し、微調整を重ねて、ようやく「これだ!」と思える形にたどり着きました。

今日はその完成形であるふらっとポーチの作り方を、写真つきで丁寧に紹介していきます。

ちなみに「ふらっとポーチ」という名前は、形が”flat(フラット)”で、ちょっとしたお出かけに”ふらっと”持っていけることから名付けました😅

彼と一緒にバッグを作っているときの画像を私の新しいInstagramにUPしているのでよかった見てくださいね✨

見てください↓ 彼の力作が完成したときの、嬉しそうなお顔!!✨
なんと彼、初めてミシンを使ったんですよ!すごいですよね!!
しかも使ったのは私が愛用している工業用ミシン。
工業用ミシンは、ペダルの踏み方によっては針がとても速く進んでしまうので、ゆっくり縫うためには足の使い方がとても重要なんです。
でも彼は、その足の使い方がすごく上手で、しっかりコントロールしながら縫えていました👏
彼と一緒に作品を作り上げることができて、私も本当に嬉しかったです😀✨

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ふらっとポーチには[16]と[20]がある

彼からのオーダーは、とにかく小さくてコンパクトな作り。
お財布とスマートフォンが入れば十分というイメージです。

そこで完成したのが 「ふらっとポーチ16」。
その名の通り、16cmのファスナーを使って横幅16cmに仕上げたポーチです。

男女問わず使えるデザインで、例えば大きな荷物を持つときでも、貴重品だけはコンパクトに身につけたいというシーンにもとても便利ですよね。

そして私も実際にこのポーチを使ってみました。

ただ、私のように孫を連れて出かけることがある人などは、財布とスマホだけでは少し物足りません。
鼻たれキッズのためのティッシュや、汚れた手を拭くためのウエットティッシュなどを入れたい場合は、もう少し容量が欲しいんですよね😁

そこで、手芸店で手に入りやすい20cmファスナーを使った 「ふらっとポーチ20」 も作ってみました🙌

左が[ふらっとポーチ16]右が[ふらっとポーチ20]です。

マチもほんの少しだけ厚くしました。

まずは以下の動画を見て作り方の流れを見てくださいね
※この動画の音声は、私のクローン音声によるAI読み上げです。 ちょっと変なトーンがあるかもしれませんが、ゆるっと聞いていただけるとうれしいです😊

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用意するもの

ふらっとポーチ16

・内生地: 横90cm × 縦50cm
・表生地: 横70cm × 縦50cm
 ※生地の取り方によって前後するため、少し余裕を持ってご準備ください。
・ショルダー用テープ:お好みの長さでご用意ください
 ※135cm程度あると、最長で約115~120cmほどの長さになります。
・角カン・アジャスター:各1個
 テープ幅に合うサイズをお選びください。
・ファスナー
 - 16cmファスナー:1本
  または
 - コイルファスナー20cm(必要な長さにカットして使用可能)
・面ファスナー:12cm(オス12cm・メス12㎝)

[仕上がり寸法]
横16cm×縦20cm
マチおよそ5~6㎝

ふらっとポーチ20

・内生地: 横105cm × 縦50cm
・表生地: 横80cm × 縦50cm
 ※生地の取り方によって前後するため、少し余裕を持ってご準備ください。
・ショルダー用テープ:お好みの長さでご用意ください
 ※135cm程度あると、最長で約115~120cmほどの長さになります。
・角カン・アジャスター:(各1個)
 テープ幅に合うサイズをお選びください。
・ 20cmファスナー:1本
・面ファスナー:16cm(オス16cm・メス12㎝)

[仕上がり寸法]
横20cm×縦20cm
マチおよそ8~9㎝

型紙はGogoCandyオンラインショップで販売中

そんなに難しいパターンではないので、ご自身で型紙を作れそうな方は、ぜひ挑戦してみてください。

ただ、今回のパターンは一見シンプルではありますが、細かい微調整を重ねて、何度も試作してようやく仕上げたものです。
もしよかったら、GogoCandyで販売していますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね😉

型紙は、A4・A3サイズのダウンロード版 と、
ダウンロードが苦手な方には印刷して郵送するペーパー版 をご用意しています。

日本からご購入の場合は、こちらのショップからどうぞ:
👉 https://gogocandy.shop/

海外からご購入の方は、ダウンロード版のみお求めいただけるこちらをご利用ください:
👉 https://gogocandy.net/

ご自身の環境に合わせて、使いやすい方をお選びくださいね。

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フラップを作る

まずはバッグのフラップ(ふた)を作ります。

ファスナーをつける

まずはファスナーの下の部分です

ファスナーの下の表生地の上にファスナーを裏向きに乗せます。中心を合わせてね😉

その上に内生地を中表にして乗せます。

中表とは、生地の表同士を向かい合わせることです。
わからない方は、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。


端から0.5cmくらいのところを縫ってく。中心から縫っていくといいと思います。

ファスナーの引手が邪魔になると思うので、下の画像の様にミシンの針を落とした状態で、

引手を針の向こう側にスライドしてあげます。そして続きを縫っていきましょう。

以下のように縫えたら

生地を表向きに返して、返したところをステッチで押さえる

裏から見ると以下のようになっています。これでファスナーの下の部分はできました

下の部分が出来たら、今度はファスナーの上の部分を作ります。

ファスナー上部の内生地の上に、今作ったファスナー下部のパーツを乗せる。

その上に、ファスナー上部の表生地を中表にして乗せる。

以下の画像のように、
① 上部内生地
② 下部パーツ
③ 上部表生地(中表)
の順になります。

最初に作ったファスナー下部のパーツを、上部の生地2枚を中表にした状態で挟んでください。

そして、先ほどと同じようにファスナーの側面を 0.5cm幅 で縫っていきます。
画像は少し見にくいかもしれませんが、縫い終えた状態の図です。

こちらも生地を表向きに広げてステッチで押さえる。

これでフラップの表面ができました。

面ファスナーを取り付ける

フラップの裏になる部分に面ファスナーを取り付けます

ちなみに、面ファスナーは日本では「マジックテープ」と呼ばれることがあります。
ほとんどの場合、それで通じます。
海外では「ベルクロ(Velcro)」と呼ばれることもありますが、これらは商品名や一般名称のため、動画ではあえて「面ファスナー」や「フック&ループ(Hook and Loop)」と表現しました。

フック側(硬くチクチクしている方)を「オス」
ループ側(柔らかく毛羽立っている方)を「メス」と表現します。
手芸の説明でも、この表現が一般的に使われています。
海外では、フック側を hook side、ループ側を loop side と呼ぶようです。

フラップの内生地2枚のうち、1枚に面ファスナーのオスを12㎝に切って使います。

生地の端から5cmの位置にセットします。
この場合、縫い代を1cm取っているので、仕上がったときにはフラップの端から4cmの位置に仕上がります。

セットしたら、面ファスナーの端をミシンで縫い留めます。

動画でもお話ししましたが、面ファスナーには粘着付きのものがよく売られています。
しかし、粘着付きのものをミシンで縫うと、針に粘着がべたべたくっついて大変なことになるので、ミシンで縫う場合は避けたほうがよいです。縫製用として、粘着が付いていない面ファスナーが販売されています。
ミシンで縫う場合は、そちらを選ぶと安心です。

① フラップの内生地(面ファスナーなし)を表向きに置く
② ファスナーを縫い付けたフラップの表面パーツを表向きに置く
③ フラップの内生地(面ファスナー付き)を裏向きに置く

この3枚を重ねて、端の3辺を縫い合わせます。

もしタグを挟む場合は、画像のように内向きに差し込むとよいです。

ちょうどよい長さのファスナーがなく、切って使えるコイルファスナーなどを使った場合は、この時点でファスナーが横にはみ出していると思います。
この3枚を縫い合わせたあと、はみ出した部分(赤いライン)をカットしてくださいね。

縫い代1cmでフラップの三辺が縫えました。

中表になっているフラップを表向きにひっくり返し、端にステッチを入れて縫い押さえます。

ファスナーの部分はよけてステッチを入れる

これでフラップは完成です🙌

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ショルダーベルトを作る

今回のショルダーベルトは、市販のテープを使用しています。
私は 2cm幅のナイロンテープ を使いましたが、幅や素材はお好みのもので大丈夫です。

材料のところでもお伝えしたとおり、約135cm 用意しておくと、最長で 115~120cm前後 の長さに調整できます。

ショルダーの長さは好みが分かれる部分なので、ぜひ ご自分に合った長さ で準備してみてくださいね。

そしてそのテープ幅に合ったサイズのアジャスターと角カンをそれぞれ一つずつ用意してください。

まずは120cmほどに切ったテープの先端をアジャスターに通す

通してすぐの位置でステッチを入れて固定する。私はだいたいいつも2本ぐらいステッチ入れてます。

次に反対側の先端に角カンを通し

再びアジャスターに戻って通します。

先ほど通した角カンに12㎝ほどに切ったテープを通したらショルダーベルトは出来上がり🙌

これがベルトの全体像です。

このショルダーベルトをフラップに縫いとめます。
その際、ベルトが裏向きになるように 取り付けてください。つまり、ベルトとフラップは“中表”になる状態です。

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フラップに本体を取り付ける

このフラップに本体の生地を中表で縫い合わせます。

まず、本体の表生地を表向き に置きます。
その上に、フラップを裏向き にして重ね、中心をしっかり合わせます。

さらに、その上に本体の内生地を裏向き にして重ねます。
つまり、フラップを中表で挟む形 になります。

一か所に返し口を残して、三枚を一周縫い合わせてください。

次に、返し口から表向きにひっくり返し、アイロンで形を整える。

本体の上下にステッチを入れて形を整えます。
ステッチは 1本でも大丈夫。2本入れるとよりかっこよく 仕上がるかな~😏

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ポケットを作る

次に、外ポケットを作ります。

表生地と内生地を 中表に重ね、一か所に返し口を残して、一周縫い合わせる。

縫い終わったら、角の縫い代を切り落として、表にひっくり返す

表に返したら、アイロンで形を整えます。
その後、ポケットの上下にステッチを入れる。面倒な場合は、このステッチは 省略しても大丈夫 です。

ポケットの上部に、面ファスナーのメス(ループ側) をセットします。
位置は 横から2cm、上から3cm です。セットしたら縫いとめてください。

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本体にポケットを縫い合わせて完成

まずは本体の両端を画像のようにフラップの幅にあわせて内側に倒す。 ※年齢を重ねた手は気にしないでね😂

次に、これを一旦 うつぶせの状態で置き、その上に ポケットを重ねます。
面ファスナーがついている方は、フラップとは反対側の端 に来るようにセットしてください。

本体の中心とポケットの中心が ずれないように注意 しながら、ポケットの両端を 約0.3~0.5cmのところで縫い合わせていきます。

このときに、ポケットの返し口も一緒に縫い閉じられていきます。

ひっくり返してみると、画像のように 本体の端が一旦内側に折り込まれて縫い込まれた状態 になります。

内側に折り込まれていた本体の端を、再び外側に開きます。

端を開いた状態で二つに折りたたんで、本体の端を縫い閉じる。

最初のスタート地点を縫うとき、生地がどうしても ミシン押さえに押されてずれてしまう場合があります。
その場合は、先に針を落としてから縫い始める と、ズレが少なくなります。

この時に本体の返し口も一緒に縫い閉じられます。

最後に、表生地が表に来るようにひっくり返せば完成です。🙌

内布が横から見たときに少しだけ見えますが、これはこれで可愛いと思います。もしこれが気になるという場合は、表生地も内生地も同じ生地で作るのもいいんじゃないかな?って思います😉

面ファスナーの位置は ご自身で一番良い位置を決めていただいて構いませんが、
ここは実は かなりこだわったポイント です。
動画でもお伝えしましたが、中に荷物がいっぱいになるとフラップが持ち上がる ことがあります。
そのため、フラップの位置が少し上がったとしても、面ファスナーがきちんと隠れるポジション を、いくつも試作して探りました。

マチもできるだけ薄くコンパクトにしたいと思ったのですが、
本体の生地を単なる長方形にすると、荷物を入れたときにバッグが前に倒れ、締まりのない形になってしまいました😭

そこで何度も試作を重ね、角に少し丸みを持たせて縮める形 にたどり着きました😅

GogoCandyのバッグは、使いやすさや荷物の収まりだけでなく、作り手が作りやすくなるような工夫も考えながら、試作を重ねて完成し、お披露目されています😃

皆さんも、作る過程での小さな失敗や微調整さえも楽しみながら、
あなただけの可愛いバッグ作りに挑戦してみてくださいね。

試作を重ねる中で生まれる“気づき”や“工夫”の積み重ねは、本当にかけがえのない宝物ですよ✨